水回りのトラブルで代表的なものが、やはり水漏れでしょう。蛇口の接合部、排水管、給水管、その他様々な箇所から水漏れの可能性があり、それはいつ起きるかなかなか予期できないものだったりもします。常日頃から注意していれば防げることであるのも事実ですが、暮らしに必要不可欠な水は家中に張り巡らされていますから、それら全てを常にチェックするのは実際のところ難しいですよね。
ですから、水漏れが起きてしまうこと自体はある程度仕方のないことでもあります。大事なのは、起きた時にどう対応できるか、です。業者に修理を依頼するにしても、自分で作業をするにしても、初期対応をするのは水漏れを発見したあなたなのです。そこで適切な対応ができれば、被害を最小限に抑えることも可能ですし、その後の修理作業がしやすくなります。
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では何をすればいいのでしょう。漏れてきた水を拭く？原因を突き止める？それらももちろん大切なことなのですが、一番最初にすることは「とりあえず止水栓を閉め、給水を止めること」です。いくら漏れてきた水を拭いたところで、給水が続くのであれば水は一向に引いてくれません。まず給水を止め、それから漏れた水を拭く。そして業者へ依頼するなり原因を突き止めるなりして、その後の作業へと進んでいくのです。
言われてみると当たり前のことなのですが、いざその場になると意外とそこまで頭が回らなかったりします。「なんで？どうして？どこから？」ということで頭がいっぱいになってしまうんですよね。
トラブル対応は、冷静に正しい処置ができるかどうかが一番の肝です。「まずは止水栓を閉める」。これを頭に入れておいて、いざという時に正しく対処できるようにしたいですね。