お湯と冷水、二つの水が出る蛇口の仕組み

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普段何気なく使用している蛇口を見ていると、ふと不思議なことに気がつくことがあります。その不思議なことの中でも、当たり前のようになっているのが蛇口からお湯と冷水という二つの水が出るという機能です。普通に考えるとお湯はお湯の蛇口から、冷水は冷水の蛇口から出るものだと思いますが、とても都合の良いことにこの二つの水が一つの蛇口から出てくるわけですからとても凄いとは思いませんか?そして、この二つの水が出てくる仕組みについても、とても興味が出てきてしまいました。

ではその二つの水が出る蛇口は、一体どのような構造になっているのかというと、実は一つの蛇口から水が出るまでにお湯の配管と水の配管という二つの配管に分かれており、冷水だけを使用したい場合はそっちの配管から水を出し、お湯を使いたい場合はお湯の配管から水を出すという仕組みになっています。また、お湯の微調整をするという点でも、お湯と冷水の二つの配管から出てくる水の温度を合わせて調節することによって、適温にしたり、サーモスタットという温度調節を自動的に行ってくれる内臓機器を使用するというのも大きな特徴であると言えるでしょう。

この二つの水が出てくる蛇口の仕組みは、お湯用と冷水用のハンドルが一つずつついているものでも、レバータイプのハンドルで一本化されたものでも基本的な構造は変わりません。そのため、お風呂などのカラン部分を分解してみると形状は違いつつも基礎的な作りは似ているのです。

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しかし、それでもお湯と冷水の二つの水が出てくる仕組みは、素人目線で見てもなかなかわからないものですから、一度ここまで仕組みを調べてみたにもかかわらず相変わらず不思議に思ってしまいます。でも、この蛇口の仕組みについてもっと詳しく知りたい方は、専門家の方に聞いてより細かな部分まで見てみるのもいいでしょう。そうするとお湯、冷水の切り替えが今以上に楽しくなるかもしれません。